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病気のこと

 お母さんがメープル君が元気なときの写真を送ってくれました。
とんがりなのがかえでと違う・・・

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 最初に体に異変が見られたのは、昨年のクリスマス過ぎの軽い咳。空気が乾燥しているためかと思ったそうです。

 元日の午後に急に咳が酷くなり食欲も元気も無くなったので、翌朝病院に連れて行き、そのときの診断は誤咽性肺炎(吐いたものが気管に入った肺炎)。灯油とか油脂系のものが入ったのでは、と言われて、納得がいかなかったそうです。

 その後半月くらいは薬と点滴で回復したかに見え、体重も増え、長いお散歩も行けたし普通に生活できたということです。

 3週間目に入ったあたりから又急激に体調が悪くなり、肺炎は長くかかるからと言われたその夜に、脇にはれものを発見したそうです。急に大きく腫れたらしいです。

 再度検査をした結果、肺炎は、外部の腫瘍とは別な場所で既に発症している悪性腫瘍の転移が原因であり、脇の腫瘍は、末期にみられる血小板の減少から来た内出血を固めるためにできた塊と診断されました。

 原発の腫瘍は、ラブによくみられる場所ではない場所にあるらしく、このときはもう体力が無く、出血を止めるための血小板も無く、腫瘍を調べるために細胞をとる検査もできない状態だったそうです。

 そして数日後、虹の橋を渡ることになりました。
 あまりにも早く病気が進んでしまったことに驚きます。

 メープル家から腫瘍と診断された、という一報があったあと、私も犬の肺病について調べてみましたが、犬ははじめから肺に腫瘍ができることはめったに無く、他の場所にできた悪性腫瘍の転移によるものが大部分、ということでメープル君もそうだったのでしょう。転移だけに、発見も遅れ難しいのかも・・・

 犬だって咳はしょっちゅうするし、ちょっと咳をしたからって病院で精密検査なんてしてもらわないですもんね・・・

 かえでの肥満細胞腫は、体の表面にできたものだから発見できた。
 ももの肥満細胞腫は脾臓で、断続的に1ヶ月以上嘔吐が続いて何回か病院で検査したけど、手遅れになるまでわからなかった。でも、あのときの私に今の知識があれば、嘔吐が続けば脾臓か肝臓の肥満細胞腫を真っ先に疑っただろう。なぜあのとき病院で疑ってくれなかったのか不思議なくらい。その病院はわりと信頼がおける病院だったのに・・・

 と、知識があれば対応することもできるので、メープル家ご了解のもと、アップすることにしました。

 ちなみに、肥満細胞腫はがんがんヒスタミンを出すので、内臓にできると胃炎になりやすいので吐く。この腫瘍はからだの表面にできることも多いが、脾臓、肝臓などにも割とできる。転移も多い。
 ももも始めの診断は胃炎だった。

 アンズはあと2週間で13歳だけど、今のところ腫瘍とは無関係でホントありがたい。(脂肪腫はたくさん持ってるけどね)
by junlab11 | 2010-02-04 19:27 | 健康 | Comments(2)
Commented by こうちゃん at 2010-02-11 07:57 x
え~~、メープルが・・・
べっくらです

おっとりメープルでマイペース犬だったのに
昔の写真をみて懐かしんでました・・・

ワンも人間もお互い長生きしようぜ


Commented by junlab11 at 2010-02-11 17:29
こうちゃん、そうなの、残念です・・・

ホントに、長生きしましょう!
ぷりんちゃんも長生きさせてよ!


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